宿便って何?

07/22/2015 未分類 No Comments

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“宿便”という言葉は、正式な医療用語ではありません。
医学博士の甲田光雄によれば、「宿便は、胃腸の処理能力を超えて、負担をかけ続けた場合、腸管内に渋滞する排泄内容物を総称したもの」であるとされています。
腸内に滞留する内容物は、経口摂取した食物由来のもの、腸壁の細胞の新陳代謝によって古い細胞が剥離したもの、また胆汁由来の排泄物などがあります。

また、健康やダイエットに関した業界で言われる“宿便”は「腸壁のヒダに長期間(時には何年もの間)こびりついた便」と表現されることがありますが、腸壁というのは、体内で最も新陳代謝が活発に行われる部位であるとともに、常に粘液が分泌されているところなので、古い細胞は常に粘液と共に便となって排出されます。

そのため、何年も腸内に滞留することはありません。
新陳代謝が活発だという点においては、絨毛がある小腸でも、絨毛がない大腸でも同じです。

腸の機能が正常に働いている場合、経口摂取した食べ物が排泄されるまでに要する時間には、個人差がり、18時間から30時間と言われていますが、その時間を超えて長く腸に滞留し、腸内で腐敗して健康に悪影響を与えているものを宿便、滞留便などと呼ばれています。

また、通常の排便があっても、宿便は腸内に留まる可能性があります

宿便が腸に滞留する原因は、便秘に傾きやすい体質、無理なダイエット、下剤の継続使用による腸へのダメージによる機能低下、水分や食物繊維の摂取不足、加齢、他の疾病の治療目的で服用した薬剤の副作用等、さまざまです。

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